KORG D888 MTRが壊れた-分解して中の音楽データを救出する方法

突然KORG D888が故障した

今まで順調に使っていたMTRのD888がご臨終となった。

症状はこんな感じ
・電源は入り、ディスプレーにD888と表示される。
・そこから動かない。
・操作はできず、PCにつないでも認識されない。


電源ONにしてもディスプレーはここからは動かない。
どのボタンを押しても反応なし。

 

D888を分解してHDDを取り出す


まずは側面のネジを外す。両サイドで3ヵ所、3ヵ所ぐらい。


ネジを外すとプラスチックカバーがすぐ外れる。


背面のネジを外す。側面と同じ形のネジだった。


裏面のネジを外す。


これで、ガボっとフタを外すように筐体を分解できる。


内蔵のハードディスクは
Seagate Barracuda 7200.7 40GB Model: ST340014A


HDDを固定してる横のネジを外す。
HDDをD888から取り外し、直接PCにつないでデータをサルベージしよう。
繋がっているケーブルは引っ張ると普通に抜ける。

 

Seagate ST340014AHDDからデータを復旧させる手順


PCに接続するにあたり、HDDをマスターモードでつなぎ外付けHDD化する必要がある。


KORG D888では、内臓ハードディスクのST340014AHDDは元々は 「Cable select」 になっていた。
HDDの側面の端子の部分についている小さい「ジャンパー」と呼ばれるプラスチック部品でモード切替ができる。


ピンセットでジャンパーを引っ張ると、普通に抜ける。
これをMaster=on Slave=off と書いている図の通りに差し替えるとOK。


ちなみに、今回は関係ないがSlave(スレーブ、スレイブ)にしたい場合は、ジャンパーを外してどこにもつながなければいい。

Seagate Barracuda 7200.7 40GB Model: ST340014Aは、3.5インチHDD。IDEでPCにつなぐ。

IDEは、別名ウルトラATA(UltraATA)、もしくは単純にATAと呼ばれる。こともあるが、このHDDにはUltra ATAと書いているので、一般的にはIDEと呼ばれるケーブルで接続できる。


家電量販店や、パーツショップ、Amazonなんかで1000円~3000円ぐらいで売っている。
IDE – USBの変換ケーブル(接続ケーブル)でつなぐ。


ケーブルにつないで、電源につないでPCにつないでデータ吸収。

コメントを残すコメントをキャンセル