ペイパルでの海外のオンライン決済を安くする方法
海外通販や、海外にいる友人なんかに支払い、振込み、送金をする時にPayPalを使う人は結構多いはず。
メールアドレスだけで送金できるPayPalはとても簡単でクレジットカードからも送金できて便利だ。小額なら手数料も安い。
例えば、ゆうちょ銀行は振込手数料2500円+為替レートによるスプレッド(通貨換金時の手数料)が必要だが、Paypalの手数料は国や通貨によっても違うが2.5%~4%程度だ。
実は割高Paypal決済?
Paypalの手数料は国や通貨によっても違うが2.5%~4%程度。
例えばイギリスにポンドを送金する時なんかは、手数料が約4%になるので、15万円を送金しようとすると、Paypalの手数料が6000円ぐらいかかってしまい、実は銀行振り込みの方が安くなる。
実は、このPaypalの手数料を、簡単に、Paypalのセッティングを1箇所変更するだけで安くする方法がある。
PayPal決済の為替事務手数料を安くする方法
実はクレジットカードで普通にショッピングをした時の為替手数料(事務手数料)は、
JCBの為替両替手数料:1.60%
VISAの為替両替手数料:1.63%
マスターカードの為替両替手数料:1.63%
アメリカン・エキスプレスの為替両替手数料:2.0%
と、PayPal決済の2.5~4%よりは格段に安い。
Paypal設定で、Paypalの為替両替を使わずにクレジットカードの為替両替を使うようにするだけで、最大2.4%も手数料を安く抑えられる。
0. 普通に送金(支払い)しようとすると?
支払いの画面で分かるように、送金のお金が換金されて、日本円でどれだけ請求されるのかが分かる。
ちょっと電卓を叩くと分かるが、この手数料がめちゃくちゃ高い。
しかも送金相手に届く金額は、更に手数料が引かれる(アメリカドル、イギリスポンドの場合は約3.5%の手数料)。
1. Paypalの設定を変更する(通貨換算ツール)
「新しい通貨の選択」で米国ドル、ユーロ、英ポンドなどの送金したい海外の通過を追加して、選択して「メインとして設定」する。
2. 送金(オンライン支払い)を試してみる
例えば、英国ポンドをメイン通貨として設定してから、ポンドを振り込みしようとすると、PayPalの中では、円に換算されない。
つまり、Paypalからはポンドのまま送金され、クレジットカードでポンド請求 → クレジットカードの為替手数料で両替される。
これだけで2%も手数料が安くなる。10万円の送金なら2000円の節約だ!