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自家製クラフトビールを作る方法-テイスティング編

自宅マンションでクラフトビール醸造する方法

趣味で自宅で自家製ビールやワインを作っている人が海外では沢山います。

僕も自宅マンションマンションの狭いキッチンでビール造りをやっていますので、その方法を紹介

自家製クラフトビールの簡単な作り方

マンションのキッチンでも簡単にクラフトビールは造れます

道具を揃え、準備して、仕込み、ボトリングするところまでを説明しました。

次はついにテイスティング(飲む)段階です。

 

クラフトビールのテイスティング(飲む)

後は飲むだけなのですが、1本目の瓶は冷やした状態で開ける事をお勧めします。

特に2次発酵の進行具合によって、炭酸の多い少ないが決まりますので、温度が高いと、炭酸が飛び出す場合があります。

冷やしておくことで、炭酸が溢れる事を防ぐことができます。

また、実際に飲む前には、匂いを確かめてから飲みましょう。

万一普通のビールではない匂いがした場合や、酸っぱい味になっている場合は、腐敗してしまっている可能性がありますので、飲むのを控えた方がいいかもしれません。

モルトやイーストの種類によってビールの味や見た目が決まります

色はそれぞれのビールによって違いますが、

概ね上の写真のような、濁った状態がボトリング直後

下の写真のように透き通ってきたら飲み頃です。

ちなみに、瓶の底にたまった泥のようなものはイーストです。

飲んでも害はありませんが、かなり苦いので、透明な部分を飲む方がおいしいと思います。

かんぱーい!

自宅マンションで自家製クラフトビールを作る方法-ボトリング編

自宅マンションでクラフトビール醸造に挑戦

海外では、趣味で自宅で自家製ビールやワインを作っている人が結構います。

僕も自宅マンションマンションの狭いキッチンでビール造りに挑戦したので、その作り方のメモを。

超簡単自家製クラフトビール

マンションでも、狭いキッチンでも簡単にクラフトビールを作る事ができます。

道具を揃え、準備して、仕込むところまでを説明しました。

次はついにボトリング(ビール瓶に詰める)段階です。

 

発酵が終わったらボトリングへ

エアロックがついている場合は、ポコポコ音が完全に消えてから48時間程度経過してから。

エアロックが無い場合は、表面の泡が完全に消えて、色が透き通り始めてから48時間以上経過してからボトリングします。

ビール瓶(炭酸飲料のペットボトルでも可)を綺麗に洗っておきましょう。
可能であれば熱湯消毒、熱湯がダメな場合は、アルコール消毒(アルコール度数の高いウォッカでも代用可)ですすいで、中を消毒します。

キッチンブリーチを使う場合は、消毒後よくすすぐようにしてください。

次に、

各ビール瓶に、二次発酵用のグラニュー糖を入れていきます

1リットルに対して8g程度なので、
500 ml ペットボトルを使う場合は4g
1.5リットルペットボトルにボトリングする場合は12gの砂糖を、瓶の中に入れておきます。

サイフォンを使って、1本1本、砂糖を入れてある瓶に、ビール原液を注ぎます。

できるだけ泡立たないように、静かに移す方がいいですが、慣れるまでは結構難しいです。
がんばりましょう。

蛇口付きの発酵タンクの場合はサイフォンは使わなくてOKなので、蛇口から移しましょう

なるべく空気が入らないように注ぎ終わったら、蓋を閉じます。
今回は空気が漏れないようにしっかり蓋をしてください。
 

18~30℃で2週間以上保管

ボトリングが終わったら、18~30℃の冷暗所で2週間以上保管します。

この2次発酵で炭酸が作られます

2週間以上保管する場合は、半年を目途に、徐々に味がまろやかになっていきます。

半年以上長期保存する場合は冷蔵庫に入れるようにしましょう。

さて、いよいよテイスティング(飲む)ところまで来ました。飲む際の注意点は次の記事にまとめています。

マンションで醸造:自家製ビールを作る方法。クラフトビールの醸造-仕込編

超簡単!マンションで醸造。クラフトビールを作る方法

これまで、ビールやワインの醸造をした事は1回もありませんでしたが、海外引越をきっかけに自宅でクラフトビールを作ってました。

自宅マンションマンションの狭いキッチンで超簡単にビール造りができ、安くて、うまくて、楽しかったので、作り方をメモしておきます。

クラフトビール造りは実は超簡単

クラフトビールの醸造は、こだわればどこまでもこだわれる奥の深い物です。

でも実は超簡単に作る事ができますので僕は一番シンプルな方法で作ってみました。

 

道具・材料が揃ったらさっそくビールの仕込みの準備

まずは、全ての道具を消毒します

熱湯が大丈夫なものは熱湯消毒でOK。

熱湯がダメなモノは、食品にかかっても大丈夫なアルコール除菌スプレーや、キッチンブリーチなどを使って消毒します。
アルコール度数の高いウォッカで代用することもあります。

ただし、キッチンブリーチを使う場合はしっかりすすぎましょう。

エアロックは、発酵タンクの上に取り付け、発酵中に出てくるCO2を外に逃がしながらも外の空気が中に入ってこないようにするものです。

蓋に取りつけたのち、上の部分(写真の上の赤→)から半分以下ぐらいまで水を注ぎ入れるだけでOKです。

必須ではありませんが、カビの発生を防いだりするにはある方がいいので、今回は3つの発酵タンクには取りつけ、数が足りないので、1つはエアロック無しでやりました。

結果的にはエアロック無しでも問題なかったです。

5リットルペットボトルで発酵させようとすると、口の直径が大きすぎて、エアロックのゴムキャップが収まりませんでした。


なので、僕は、ネジで少し穴をあけてからハサミでほじくって穴を広げて…

こんな感じで、ゴムキャップを挟み込むように固定しました。

これでペットボトルの蓋を閉めれば、エアロックが固定できます。
 

ビールの材料を混ぜていく

まずはグラニュー糖1kgを2,3リットルの熱湯で溶かします

グラニュー糖がきれいに溶ければOK

次に、モルト・エクストラクト(約1.5kg)缶をまずは熱湯(温度は適当でいいが、熱い方がいい)に10分程度つけておいて、中のシロップ状の液体を柔らかくします。

全てのモルト・エクストラクトを発酵タンクの砂糖水に流し込みます。

缶の中に残ったモルト・エクストラクトも、熱湯ですすいで、全て流し込みましょう。

その後、しっかりと混ぜて全て溶かします。

追加で水(または熱湯やお湯)を追加して、23リットルにします。

23リットルになる時点で、温度が18~32℃に収まるようにする必要がありますので、熱湯3リットルで砂糖とモルト・エクストラクトを溶かした場合は、熱湯2リットル+常温の水18リットルを追加すれば、28℃ぐらいになると思います。

この辺は、発酵タンクの温度を計りながら(温度計で計測するか、温度計シールをタンクに貼り付けておく)調整してください。

23リットルで18~32℃の間になっていれば、イースト菌を表面に振りかけます。

温度が高すぎる場合は少し温度が下がるのを待ってもいいですが、混ぜ合わせた後はできるだけ早くイーストを入れてあげる方が良いようです。

ただし、50℃を超えているとイーストが死んでしまう可能性がありますので、そこは注意してください。

発酵タンクに蓋をして暗所に置きます。
エアロックが無い場合は、完全に密閉せずに、発酵時に出てくるCO2が逃げられるようにしておいてください。

この時発酵の温度は21~27℃に保つようにしましょう。

エールビールの場合は、21℃で6日間、27℃で4日間ほど触らずに保管します。

発酵日数はイーストの種類と温度によって決まります。
ボトリングの説明で書いている、発酵が止まった後に、次のボトリング行程に進んでください。

イーストを散布してから24時間以内に発酵が始まります

透明な容器であれば、表面に泡が溜まってくるのが見えますが、それで正常です。

エアロックがついていれば、ポコポコと音が水の音が聞こえるので発酵が進んでいることが分かるはずです。

4~10日後にボトリングへ

発酵が完全に終われば、ボトリングです。

ビール瓶に詰める段階ですね。

これまでの発酵(一次発酵)で発生したCO2は全て外に逃がしていましたが、ボトリングしてからの発酵(二次発酵)で発生するCO2を、瓶の中に閉じ込めることで炭酸になります

ボトリングの説明は次の記事で詳しく説明しています。