ある日突然bluetoothキーボードを認識しなくなった
今まで順調に使っていたASUSの 2-in-1 Windowsタブレット TransBook T90 Chiが、ある日突然キーボードを認識しなくなった。
普通に使ってても半年に1回ぐらいはある話なので、今回もデバイスからキーボードを削除して、再度認識させようとする。
認識せず。
左下のWindowsマークのスタートボタン右クリックで、デバイスマネージャーを開く。
確認すると、Bluetoothデバイス(ワイヤレス Bluetooth)に「!」が出ていた。
どうやらBluetoothデバイスがおかしいらしい。
Bluetoothドライバの更新や再インストール
この場合は、まずドライバの更新や再インストール。
→効果なし
そうこうしているうちに、Bluetoothデバイスの表記すら消えてしまった。
USB3.0 eXtensible Host Controller というデバイスに「!」が出ている。
※追記「broadcom serial bus driver over uart bus enumerator」と出ていたかもしれない?
もちろん、再起動もタブレットの初期化(工場出荷時に戻す)も効果なし。
物理的な故障を疑う
これは多分故障だなと。
恐らく基板上のUSBデバイスに刺さっていたBluetoothデバイスの故障、もしくは抜けたか、ハンダが外れたか。
持ち歩き使用だったのであり得る話。
タブレットの分解を決意
細めのマイナスドライバーをmicroSDのスロットに突っ込み、慎重にテコの原理で背面カバーとディスプレイを剥がしにかかる。
マイナスドライバーを隙間に差し込み、横にスライドさせるように少しずつ広げていく。
外れました。
ほとんどがバッテリーパック。バッテリーパックを外すとバックライト。
放熱用の銅板の下にCPUやら基盤やらデバイスがある。
背面カバー。何やら鉛筆で書いたような文字も見えるが…工場の中国人のメモ?
放熱の為の銅板。この下に基盤があるのだが、開けたばかりの内部に謎の指紋。
さては、工場の中国人か!手袋をつけろよこのデコ助ヤロウがぁぁ~!!
シリアルケーブルのようなものは引っ張ると簡単に取り外し可能。つける時も奥まで突っ込むだけ。
今回は放熱銅板の下の基盤で一部ソケットが外れかかっていたので、ここを上から抑えると「パチリ」と音がした。
シリアルケーブルを指しなおして背面カバーを上から押さえつけて再度組み立て。
Bluetoothデバイスも元通り。
意外と簡単にできました。