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アイルランド移住 Part 1:STEPプログラムを使ってアイルランドで永住を目指す

Part 1 海外移住を目指して:アイルランドに移住した話

アイルランドへの移住の手順、なぜアイルランドにしたのかなど、実際に僕がやってきたことをメモしていきます。

アイルランド移住の情報はアメリカ移住やカナダ移住と比べ情報がとても少ないので、参考になれば幸いです。

自己紹介

まずは簡単に自己紹介を。
38歳(移住時)、既婚(国際結婚ではない)。

全然一流じゃない大学を、全く優秀ではない成績で5年半かけて卒業。

空港税関に就職しましたが、イギリス留学を決意して1年で退職。

2年間のイギリス留学(ワーキングホリデーVISA)から帰国。

イギリスから帰国してからは10年間働き、アイルランドへ海外移住を決意

特殊な能力はなく、語学力も日常会話OKレベル。

親は普通の地方公務員。

こんなザ・普通の僕がアイルランド移住してみた備忘録です。

 

なぜ海外移住したいと思ったのか?

凄く簡単に言うと「あこがれ」です。

転勤でもないし、国際結婚でもありません。
ただただ「ヨーロッパで生活をしたいから」につきます。

学生時代から海外旅行は好きで、貧乏旅行ですが、イギリス、フランス、フィリピン、タイ、スリランカ、エジプト、メキシコ、ラオスなどを旅行しました。

高校生の時は英語の成績は学年最低
あまりの成績の悪さに、追追追試験まで受けさせられ、最後のテストを受けたのは僕一人でした。

正真正銘の学年最低です。

イギリスでの2年間のワーホリを経験し、やっぱり海外で生活したいと思うようになりました。

なぜアイルランドを選んだのかについては、次のパート2で詳しく述べています。

 

アイルランドに永住(移住)する方法

複数の方法がありますが、大きく分けると以下の5つです。

・大金持ち
・現地での就職(現地への転勤)
・起業
・国際結婚
・不法滞在を長く続ける

 

大金持ち

アイルランドでは、総資産が200万ユーロ以上であれば移住可能です。
だいたい2億5千万です。”現金” ではなく “総資産” なので、持ち家や株、国債なども含まれます。

アイルランドに限らず、イギリス、アメリカなども同様のVISAが存在します。

アイルランドでは、The Immigrant Investor Programme (IIP) と呼ばれていて、いわゆる「投資家VISA」です。
2023年下旬にIIPは無期限停止されました。理由は申請者の95%以上が中国人であり、居住の実態が無い、ダミーカンパニーの踏み台にされるなどの悪影響が目立っただめだそうです。(2024/08追記)
 

現地での就職(現地への転勤)

グローバル企業に勤めている人や、現地の大学を卒業した人などには現実的な方法だと思います。

しかし僕は大企業勤めではなく、卒業した大学も日本国内です。

世界中で活躍できるような天才でもなく、キャリアもない。

語学も「そこそこ」レベル、年齢的にもハードルは高めです。
 

起業

アイルランドには起業家VISAがあります。

Start-up Entrepreneur Programme (STEP) と呼ばれています。

僕はこのSTEPを使っての移住を目指しました。

STEPを利用しての移住に関する条件などは、パート3で詳しく紹介しています。
 

国際結婚

既婚者なので無理です。
 

不法滞在を長く続ける(5年以上)

合法滞在でも不法滞在でもなんでもいいので一定期間その国に留まることで、合法的にVISAが貰える制度があります。

“一部では”、最も簡単な(ポピュラーな)方法の一つですが、僕は「あこがれの海外生活」をしたいので、この方法は選びません。

せっかくヨーロッパに住むのだから、ヨーロッパの他の国へ旅行もしたいですし、
海外に住めれば何でもいいわけではなく、楽しく住みたいからです。

Part 1 の簡単な自己紹介となぜアイルランドにしたのかはここまでです。

さて、続くパート2では移住先としてなぜアイルランドを選んだかを書いていきます。

お楽しみいただければ幸いです。

マジで凄いイギリスの魔法の王冠。空中に浮かんでいる。

この王冠、正真正銘トリックなしで、下から吹き上げる噴水の圧力のみで浮かんでいる。
水圧は後ろにあるハンドルで調整可能で、王冠の高さが変わる。何気に脅威の映像。
秘境でもなんでもなく、ロンドンから電車で普通に行ける、イギリス南部のアランデル城の庭にある。