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アイルランド移住 Part 7:STEPプログラム審査結果:許可or不許可

Part 7:STEPプログラム審査結果:許可or不許可

Part 6 でSTEPの申込も終わりましたので、あとは結果を待つばかりです。

審査結果で許可された場合は、アイルランドに転居後になりますが、
・アイルランドの法律家と面談しちゃんとした人間であると宣誓書(affidavit)を貰う
・任意の健康保険に加入する
などが残っています。

審査結果:許可or不許可

Part6 STEPのビザ申請の手順 で書いた通り、申し込みが完了したのが2022年1月10日ごろです。

そして、受付完了メールに書いてあった、審査開始日が3月末です。

そのメールに審査期間は4~6週と記載されていたので、まあ結果が出るのは早くて5月中旬かなと思っていました。

そして、来る4月13日結果が届きました(メールで)。

え?早くない?
審査に4~6週って言ってたのに12日間で結果でたの?

まあ、多分僕以外誰も申請してなかったんでしょう。

コロナという時期も時期ですし、そもそも誰もアイルランドみたいな寒くて雨が多くて風の強い国に行きたいなんて思ってないのかもしれません…

アイルランドにもいいとこいっぱいあるんですけどね。

小話はさておき、

結果….見事合格しました。

余談ですが、ヨーロッパあるあるなんですけど…
名前間違っとるやないかい!

友井さんって誰やねん!全然ちゃうやんけ!

と盛大に突っ込みを入れて、「修正してね。」ってメール送って修正してもらいました。

名前が違うと、入国審査で拒否されるかもしれませんしね。

これでSTEPを利用してアイルランドに移住する話はおしまいです。

移住はまだ始まってもいません、これから色々難しいこともあるかもしれませんが、がんばっていきます。

思ってたよりつまらなかったらすぐ日本に帰ってくるかもね。
と冗談言いながら旅立ちます。

アイルランド移住 Part 6:STEPプログラム申し込みの手順と必要書類

Part 6:STEPのビザ申請の手順と必要書類

僕がSTEPでアイルランドにビザ申請をした手順を紹介。

ついに実際に申請を行う手順です。

書類不備がないか慎重に準備して申し込みをしました。

必要書類を集めるのにも順番がややこしかったり、苦労した部分もありますのでその辺を紹介します。

STEPに申し込む方法・注意点

Part 5 STEP申請のためのビジネスプランを書く で紹介しましたが、天王山は何といってもビジネスプランです。

ビジネスプランが書けてしまえば、あとは書類不備さえなく提出するだけなので、しっかり確実に準備していくことを心がけました。

STEPの申込はメール添付で全てのファイルを送信した後で、原本の郵送
という流れ
になっています。

余談、ヨーロッパあるあるですが…..

「質問はこちら」とかいているメールアドレス(startup@justice.ie)に、質問しても返事はほぼ返ってきません

運よく部署がしっかり仕事をしていて返事が来たとしても、早くて2週間後なので、あんまりあてになりません。

僕も申込タイミングについて質問メールを送りましたが、返事は来ませんでした。

申込後に、代表メールアドレスではなく、担当部署のメールアドレスが分かってからは、ちゃんと連絡できるようになりますので、そういうもんだと思っておいてください。
 

STEP申込の時期とタイミング、手数料など

STEPの申込時期はいつでもOKです。

2017年以前は、この期間に申し込むこと、のような期間が設けられていましたが、2018年からは常時受け付けています。

ただし、審査は4半期に一度(9月末、12月末、3月末、6月末の年4回)です。

例えば、12月~2月に申込をした場合は3月末の評議会で審査されることになります。

審査には4~6週間かかります。

STEPの申請手数料は350ユーロです(アイルランドの該当銀行に振込む)。

申込時の自動返信メールや、その後の担当者とのメールはこのパートの最後に紹介しています。
 

STEP申し込み必要書類と手順

申込の必要書類と手順を紹介していきます。

少し長くなりますが、大切な部分ですので下で細かく紹介します。

必要書類(英語でない書類は英訳をつけること)
・記入したSTEP申込用紙
・ビジネスプラン
・CV(履歴書)
・推薦状(※必須ではない)
・5万ユーロ以上の資金の証明
・5万ユーロの資金源の説明
・犯罪歴がないことの証明
・パスポートコピー
・戸籍謄本(※家族のVISAも申請する場合のみ)
・既存ビジネス移転の場合、現ビジネスの最新の決算書
・申請費用350ユーロの支払い証明
・パスポートサイズの顔写真2枚

それぞれの書類の説明は下記の通りです。

・記入したSTEP申込用紙(STEP-Application-Form)
アイルランド移民局STEPページからダウンロード可能です。

・ビジネスプラン
Part 5で書いたものです。

・CV(履歴書)
A4 2ページ以内。
日本の履歴書と違い、定形の形はありません。
経験、スキル、エッセイ(意気込み)などをアピール

・推薦状(必須ではない)
会社の上司や大学時代の先生などからの推薦状。
僕の場合は高校の同級生にヨーロッパ担当の外交官がいたので、その友人に頼みました。

ちなみに、文章は全部僕が書きました。本人にはサインをもらっただけです。

推薦状pdfサンプル(役職・名称などは架空)

・5万ユーロ以上の資金の証明
Part 4 その2で開いた銀行に振り込み、オンラインバンキングからダウンロードしたBank Statementのpdfを印刷したものです。

日本の銀行に入ったままのお金の場合はPart 3 STEPプログラムの条件 で紹介している細かい要件をクリアする必要があります。
なお、これは個人資産である必要はなく、ビジネスプランの原資としてのお金です(つまり、借金や第三者の出資でもOK)。

・5万ユーロの資金源の説明
僕の場合は個人資産なのでPersonal Funds。
なお、Business loan(融資), Venture Capital funding(出資)なども可なので、そういったお金の場合は、その証拠となる書類(とその英訳)が必要です。

・犯罪歴がないことの証明(Evidence of Character)
自分の住んでいる都道府県警察本部で複数言語で書かれたものを取得できます。
2週間程度必要なので注意。ただし、本人は中身は見ることができません。

犯罪経歴証明書は外務省によるアポスティーユ認証が必要です。


外務省で中身を確認し、アポスティーユした上で再度封印されます。

やっぱり本人は中身を見る事はできませんので、
犯罪歴の有無も自分では確認できません。

・パスポートコピー(家族がいる場合は家族の分も)
ただのコピーではなく、Certified Copyである必要があります

最寄の公証役場で公証印をもらいましょう。
即日発行、手数料は1人分で8000円ぐらいだったと思います。



公証役場で認証してもらうと同時にアポスティーユ認証もされますので、パスポートを外務省に送ってアポスティーユ認証してもらう必要はありません!

・配偶者や子供がいる場合は戸籍謄本
戸籍も英訳とアポスティーユが必要なのですが、方法が3パターンあります。

1.在アイルランド日本大使館(領事館)で戸籍謄本から、英語の出生証明および婚姻証明を作ってもらう

2.戸籍謄本取得→英訳→英訳を公証役場で公文書化→公文書化した「戸籍謄本の翻訳」をアポスティーユ

3.戸籍謄本取得→日本語の戸籍謄本をアポスティーユ→英訳を添付

コロナ禍であり、気軽にアイルランドまで行ける状況ではなかったので、最も確実な選択肢1は諦めました
2は、戸籍を英訳したものを公証役場で公文書として認定してもらう手間が嫌だったので、結果的に僕は3を選びました



自分で英訳して、自分のサインを書き、全てをホチキス止めして割り印をしています。

公証役場で貰った、パスポートのアポスティーユと同じ形にして体裁を整えました

関係各所に連絡して確認しましたが、絶対にこうしなければいけないという手順は決まっていません
基本的には「ちゃんと分かればそれでいい」という感じです。

なお、不備があれば、追加書類を要求される場合もあるようです。

・既存ビジネス移転の場合は最新の決算書
僕は日本で会社を経営しているので、決算報告書の財務三表を英訳して添付しました。

なお、財務三表の英訳は自分でやり、自分のサインをしました。

・申請費用350ユーロの支払い証明
僕の場合は5万ユーロの資金の証明と同じものです。
Bank Statementのpdfを印刷したものに「これが申込費用振込の証明です」とメモを添えました。

・パスポートサイズの顔写真2枚
申請の封筒に入れる
写真の裏にブロック体で自分の名前を書くこと。としか書かれていないのですが、
僕の場合はジップロックに入れました。

※アポスティーユについて

パスポートコピー、犯罪経歴証明書、戸籍謄本に関しては公証役場、または外務省によるアポスティーユ認証が必要です。

戸籍謄本は英訳が必要になります。
英訳したものをアポスティーユするには、英訳した紙を公証役場で認証してもらう必要があります。

なぜなら、戸籍謄本は公文書ですが、英訳したものは私文書になるからです。

なので、英訳した紙(私文書)を公文書として認証してもらわなければ、アポスティーユはできません。

なお、アイルランドの場合は、英訳を他社や他人に依頼する必要はありません。

自分自身の英訳で大丈夫です。


 

STEP申し込み完了

上記の全ての書類をスキャンして(IIP&STEPapplications@justice.ie)宛にメールで送信します。

ビジネスプランなども含めて全てpdfにして添付しておきます。

サインなどを手書きする必要のある書類は、手書きした後でスキャンし、全てpdfにしました。

僕の場合は全ての添付ファイルで16個でした。

メール送信してから、全ての原本を郵送します。

ビジネスプランなどは、製本用クリアファイルでバインドしました。

メール送信後、自動返信メールで

Information Notice:
Following stakeholder feedback application windows will no longer apply and applications for the Immigrant Investor Programme may be submitted at any time.

Evaluation Committee meetings will continue to take place at least once a quarter, with the next Committee meeting taking place in late June, followed by September and December.

All documents relating to your application must be submitted to this inbox and your completed application form and proof of the application fee must be posted to our office at the following address:

Investor and Start-up Unit
Irish Naturalisation and Immigration Service
13/14 Burgh Quay
Dublin 2
D02 XK70

The application fee is €1,500 for IIP and €350 for STEP.

Please note that only full and complete applications will be accepted. Applicants and Agents are reminded of the importance of submitting an in-depth independent due diligence report and where required documents that are apostilled or dually legalised by the relevant authorities.

If you have any queries please contact the Investor and Start-up Unit at invexxxxxxxstartup@justice.ie

というメールが届きます。

書類の郵送先などが記載されています。

このメールには次回の審査は6月末、と書かれていますが、結論的にこれは間違いでした。

後に来る受付メールで3月末と訂正されています。

申請費用は€1,500 for IIP and €350 for STEPと記載されていますが、僕の場合はSTEPなので350ユーロです(メール添付に振込証明を付ける必要があったので、この時既に振込済です)

€1,500の方のIIPは投資家VISAなので、今回は関係ありません。

申請から1か月後に申込受付の確認メールが届きました。

Applicant name: (僕の名前)
Business name: (僕のビジネス名)
Person ID: 11xxxxx-xx
Application ID: 20xxxxx-SUEP-xx

Dear Mr. (僕の名前),

Please see attached official acknowledgement letter. This letter contains your Person ID number and an Application ID number which should be quoted on all future correspondence with this Office.

Please be advised that your application will now be reviewed by an independent Evaluation Committee at the next quarterly meeting slated for the end of March.

We will be in contact with you via email when a decision on your application is to hand. This process usually takes 4 to 6 weeks post Evaluation Committee meeting.

Please feel free to contact this Office by return email should you have any queries.

Kind regards,

申込を受け付けました、もろもろのIDをお知らせします。
3月末から審査する予定で、審査には4~6週かかります。
審査結果はメールします。

質問あったらこのメールの返信に書いてね。

という内容です。

ここまでくれば、後は待つだけです。

今回も長くなりましたが、「Part 6 STEPのビザ申請の手順と必要書類」はこれで終わりです。

続く Part 7 ではついに、STEPの審査結果とその後の話になります。

Part 5:アイルランドSTEPのビザ申請のためのビジネスプランを書く

Part 5:STEPのビザ申請のためのビジネスプランを書く

僕がSTEPでアイルランドにビザ申請をした手順を紹介。

STEPのためのビジネスプランの書き方、条件などを記載しています。

STEPのビジネスプランを書く

STEP申請の最大の難所であるSTEP申し込み用のビジネスプランの執筆(?)です。

僕は45ページのビジネスプランを書くのに1ヵ月半かかりました。

まず、日本語でざっくりと構想を練り、そこから英語でコピペも駆使しながら書き、最後にネイティブのスコットランド人に英語の添削をしてもらいました。

ぶっちゃけ、Google翻訳も使いまくりました

僕は、Agritech(農業分野におけるテクノロジー事業)に興味がありましたので、Agritech分野で有名なある大学に連絡をして、コンソーシアム会員(共同研究者)になりました。

共同研究者とはいえ、年会費(協賛金)2万円さえ払えば、誰でもセミナーなどに参加できるといった趣旨のものなので、ハードルは高くありません。

僕には肩書も経験もなかったので、こういった肩書を貰っておくことで、少しでもビジネスプランに肉付けできるように準備しました。

※ちなみに、ビジネスを舐めているわけではありません。
アイルランドでは本気でAgritech分野で事業を起こすつもりです。


 

STEPのビジネスプランの要件

STEPのビジネスプランの要件は、STEPのガイドラインに明記されています。

・革新的でグローバルマーケットに訴求できるビジネス。
・3,4年後に10人を雇用し、年商1億円を超えるポテンシャルのあるビジネス。
・小売やサービス業など、アイルランド国内向けのビジネスは不可。
・ビジネスを運営する能力のある経営陣。
・アイルランド内に本社機能を有する。
・既にあるビジネスを移転する場合は6年以下の若い会社であること。

参照
STEPの説明ページ
https://www.irishimmigration.ie/coming-to-work-in-ireland/what-are-my-options-for-working-in-ireland/coming-to-work-for-more-than-90-days/start-up-entrepreneur-programme-step/

STEPガイドライン
https://www.irishimmigration.ie/wp-content/uploads/2020/01/STEP-Guidelines.pdf

まあ、ハッキリ言ってテクノロジー系ビジネスが求められています。

Webサービス、フィンテック系、スマートデバイス系などが好まれる傾向にあるようです。

僕は、アグリテック分野なので、小規模農業やガーデニングの散水や温度をスマホアプリで管理できる制御デバイスのビジネスを考えました。

機械の開発経験も、アプリの開発経験も全くありませんが、多分なんとかなるでしょう…(楽観主義者)
 

STEPのビジネスプランのテンプレート

STEPのビジネスプランは、テンプレートが用意されています。

アイルランドのDepertment of Justice(法務省)のIIP(投資家VISA)のページから、
STEPで使えるビジネスプランのテンプレートがダウンロードできます
https://www.irishimmigration.ie/coming-to-live-in-ireland/i-want-to-invest-in-ireland/#related

STEP申請用のビジネスプランテンプレート
business-plan-template.docx (Word)

何をどのように書けばいいのか結構詳しく記載されているので、このテンプレートは参考になります

あとは、一般的なビジネスプランのサンプルですが
Take-Out Pizza ビジネスプランサンプル.pdf
こちらも役に立ちました。

ビジネスプランなど英語はおろか日本語でも書いた経験がなかったため、何をどのように書けばいいのか全く分からない状態でした。

紹介しているTake-Out Pizza のビジネスプランのサンプルは、外食なのでプランそのものはSTEPの要件には合いませんが、ビジネスプランの書き方として参考にしました。

MBAや経営学を学んだ人にとっては当たり前なのかもしれませんが

Lean Canvas(事業の強みや弱みを洗い出す手法)
Revenue Sause(収益予想)
Tech Diagram(必要な技術的リソースの見通し)
Projected Cost(ビジネスの初期段階で予想されるコスト)
Required Start Up Funds(ビジネス開始までに必要なお金)

この辺の内容も僕は全く知りませんでした。

日本語のビジネスプランと書き方は基本同じですが、それぞれを調べながら、エクセルなどで表を作ったりして自分のビジネスプランを書き上げていく中で、サンプルを参考にしました。

「Part 5 SETPのビジネスプランの書き方」は以上です。

テンプレートや参考になるサンプルもありますので、なんとか書けると思います。

続く Part 6 では実際の申請の手順やスケジュール、受付確認などについて説明しています。

アイルランド移住 Part 2:アイルランドで永住する方法 – STEPプログラム

Part 2 あこがれの海外移住:なぜ移住先としてアイルランドを選んだのか

海外移住の手順と、実際に僕がやってきたことをメモしていきます。

アイルランド移住の情報はアメリカやカナダと比べ情報がとても少ないので、ここにメモしておくことで、何かの役に立てば幸いです。

なぜアイルランドを選んだのか

アイルランドを選んだ理由は複数ありますが、メインは下の5つの理由です。

法人税
教育水準
人の性質
移民政策
他国との比較

法人税の安さは世界屈指

法人税は12.5%(グローバル企業へは15%)と、先進国の中ではずば抜けた低さです。

日本の23%ぐらい、アメリカの35%ぐらいと比較しても際立っています。

アイルランドでビジネスにチャレンジしたいと思っている僕にはこれは大きな魅力です。
 

教育水準の高さ

アイルランドの教育水準は非常に高いことで有名です。

イギリスやアメリカよりもはるかにいい教育が受けられる事で知られており、イギリス人で子供が生まれたのでアイルランドに移住し、子供が卒業するとイギリスへ戻る、という話もよく聞きます。

いわゆるTop of Topを比べると、オックスフォードやスタンフォードを有するイギリス、アメリカの方が上でしょう。

しかし、平均的な教育水準はアイルランドが先進国の中でもトップクラスだと言われています。

アホばっかりの国は嫌でしょ…?
 

人の性質

アイルランド人はみんな「フレンドリーで親切、サービス精神にあふれて」います。

道で普通に話しかけてきてくれますし、コールセンターなどの電話応対もとても親切です。

僕のへったくそ英語でも電話口でとても丁寧に対応してもらえます。

移民に対しての嫌悪感が少ないというのも、移住先に選ぶには重要なファクターです。
(もちろんゼロではありませんし、善人ばかりではありません!)
 

移民政策

英語が公用語で先進国の中で、移民受け入れに積極的なのは、カナダとアイルランドです。

アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドは、カナダ、アイルランドに比べ厳しめです。

国際結婚や転勤であれば移民政策は関係ありませんが、僕の場合は、何もない状態での移住なので、移民受け入れに積極的な国の方が何かと便利です。
 

他の移住候補の国との比較

実は、最初はイギリスへの移住を目指していました。

しかしイギリスのEU離脱がありました。

グローバルビジネスの機会減少やヨーロッパ旅行の手間の増加があり、イギリスは移住候補地から除外することにしました。

何より「日本と違い、若さ溢れる国でチャレンジしたい」という思いが強かったので、「イギリスも日本と同じ島国根性か」と、イギリスという国を見損なってしまったのが大きな理由です。

もちろんEU離脱にはいい面もあるでしょう。

ただ、僕の価値観とは合わないなと思ったのです。
 

アメリカに関しては始めからハードルが高いと感じていました。

実際にトライしてみればそうでもないかもしれませんが、やはりヨーロッパを第一候補にしたいと思っていたので、アメリカは第一候補にはなりませんでした。
 

カナダは、旅行で行った時に、のんびりしていて凄くいい国だと感じました。

でものんびりしすぎていて、まだまだチャレンジしたいと思っている僕にとっては、スローライフすぎると思いました。

カナダは素敵な国だと思いますので、もし今自分が65歳だったら、カナダを選んでいたかもしれません。

 

オランダも検討した国の一つです。

ビジネス環境、教育水準、(日本人に対しての)移民政策など、オランダは日本人にとって、最も移住しやすい国の一つです。

日常生活は英語でも全く問題ありません。

ただし、公用語がオランダ語なので、文章や手続きはオランダ語のものも多いのがネックです。

公用語は英語である方がベターだと思い、オランダも第一候補から外しました。
 

他の移住先候補、プランB、滑り止め

以上の理由で、移住先の第一候補をアイルランドに決めました。

もしも、アイルランドへの移住がとん挫した場合、VISA申請が認められなかった場合には、オランダをプランBとして考えています。

オランダと日本の間には「Dutch Japanese Trade Treaty(日蘭通商航海条約)」と呼ばれる条約が結ばれており、日本人はオランダで自由に働く権利が認められています。

簡単に言うと、銀行残高が30万円程度あり、オランダに住む住所(賃貸OK)があればオランダの居住権が得られます

移住の条件としては非常に緩く、日本人であれば、ほぼ誰でもオランダに移住可能と言えます。

参考 https://ind.nl/en/work/working_in_the_Netherlands/Pages/Self-employed-person.aspx

オランダはアイルランド以外の移住候補として、最後まで悩んだ国でした。

なのでもしアイルランドに移住できない時には、オランダ移住に切り替える予定です。

「Part 2 アイルランドで永住する方法」はこれで終わりです。

次回のパート3では、アイルランドのVISA申請の条件などを確認していきます。

 

アイルランド移住 Part 1:STEPプログラムを使ってアイルランドで永住を目指す

Part 1 海外移住を目指して:アイルランドに移住した話

アイルランドへの移住の手順、なぜアイルランドにしたのかなど、実際に僕がやってきたことをメモしていきます。

アイルランド移住の情報はアメリカ移住やカナダ移住と比べ情報がとても少ないので、参考になれば幸いです。

自己紹介

まずは簡単に自己紹介を。
38歳(移住時)、既婚(国際結婚ではない)。

全然一流じゃない大学を、全く優秀ではない成績で5年半かけて卒業。

空港税関に就職しましたが、イギリス留学を決意して1年で退職。

2年間のイギリス留学(ワーキングホリデーVISA)から帰国。

イギリスから帰国してからは10年間働き、アイルランドへ海外移住を決意

特殊な能力はなく、語学力も日常会話OKレベル。

親は普通の地方公務員。

こんなザ・普通の僕がアイルランド移住してみた備忘録です。

 

なぜ海外移住したいと思ったのか?

凄く簡単に言うと「あこがれ」です。

転勤でもないし、国際結婚でもありません。
ただただ「ヨーロッパで生活をしたいから」につきます。

学生時代から海外旅行は好きで、貧乏旅行ですが、イギリス、フランス、フィリピン、タイ、スリランカ、エジプト、メキシコ、ラオスなどを旅行しました。

高校生の時は英語の成績は学年最低
あまりの成績の悪さに、追追追試験まで受けさせられ、最後のテストを受けたのは僕一人でした。

正真正銘の学年最低です。

イギリスでの2年間のワーホリを経験し、やっぱり海外で生活したいと思うようになりました。

なぜアイルランドを選んだのかについては、次のパート2で詳しく述べています。

 

アイルランドに永住(移住)する方法

複数の方法がありますが、大きく分けると以下の5つです。

・大金持ち
・現地での就職(現地への転勤)
・起業
・国際結婚
・不法滞在を長く続ける

 

大金持ち

アイルランドでは、総資産が200万ユーロ以上であれば移住可能です。
だいたい2億5千万です。”現金” ではなく “総資産” なので、持ち家や株、国債なども含まれます。

アイルランドに限らず、イギリス、アメリカなども同様のVISAが存在します。

アイルランドでは、The Immigrant Investor Programme (IIP) と呼ばれていて、いわゆる「投資家VISA」です。
 

現地での就職(現地への転勤)

グローバル企業に勤めている人や、現地の大学を卒業した人などには現実的な方法だと思います。

しかし僕は大企業勤めではなく、卒業した大学も日本国内です。

世界中で活躍できるような天才でもなく、キャリアもない。

語学も「そこそこ」レベル、年齢的にもハードルは高めです。
 

起業

アイルランドには起業家VISAがあります。

Start-up Entrepreneur Programme (STEP) と呼ばれています。

僕はこのSTEPを使っての移住を目指しました。

STEPを利用しての移住に関する条件などは、パート3で詳しく紹介しています。
 

国際結婚

既婚者なので無理です。
 

不法滞在を長く続ける(5年以上)

合法滞在でも不法滞在でもなんでもいいので一定期間その国に留まることで、合法的にVISAが貰える制度があります。

一部では、最も簡単な(ポピュラーな)方法の一つですが、僕は「あこがれの海外生活」をしたいので、この方法は選びません。

せっかくヨーロッパに住むのだから、ヨーロッパの他の国へ旅行もしたいですし、
海外に住めれば何でもいいわけではなく、楽しく住みたいからです。

Part 1 の簡単な自己紹介となぜアイルランドにしたのかはここまでです。

さて、続くパート2では移住先としてなぜアイルランドを選んだかを書いていきます。

お楽しみいただければ幸いです。