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-s2memberプラグイン日本語化-.potファイルから.poや.moファイルを作ってWordPressの言葉を変更する方法

s2memberプラグインを日本語化するため、言語ファイル.moを.potから作る

無料・有料会員制サイトを作って月額課金などをするのに役立つプラグイン「s2member」。優秀なプラグインだが全部英語。
これを日本語化していく過程を紹介。

ja-mo-0
例えばメンバー登録画面はこんな感じ。全部英語。
管理画面の設定も全部英語。

管理画面も登録ページも翻訳の仕方は基本的に同じ工程で大丈夫。
 

.potファイルをダウンロードする

 
ja-mo-1
テーマの言葉とは違う場所にあり、プラグイン用の翻訳ファイルはプラグインの中に入っている。

s2memberの場合は、wp-content/plugins/s2member/includes/translations にある s2member.pot をダウンロードする。

 

.potファイルから.poを作る

 
まず、poeditを開く。

なお、poeditが無い場合はpoeditのダウンロード、インストール方法、使い方はこちらを参照のこと。

.poがあればそのまま開けるが、s2memberには.poファイルも.moファイルもない。
なので、
ja-mo-2
「ファイル」→「POTファイルを元に更新します…」をクリック。

ja-mo-3
.potから.poを作る場合、まず翻訳言語の設定があるので「日本語」を選ぼう。

これでひとまず.poファイルはできた。

 

.poファイルを編集して翻訳していく

 

「編集」→「検索」で変えたい文字や文章を探す。
例えば、 Password と検索して、その下の欄に パスワード と入力すれば、Wordpressでも翻訳後の文字が表示される。

これを利用すれば、「Username」は普通「ユーザー名」と翻訳されるが「くそったれ名」などと表示させることも可能。

ja-mo-4
例として、適当に何個か日本語にしてみた。

日本語にすると、英語の右に、日本語が表示される。
パスワード、パスワード強度など。

 

.moファイルにして保存

 

普通に保存すればOKだが、保存しようとするとエラーが表示される場合がある。
ja-mo-5-error
翻訳に1個の問題が見つかりました。
エラーがある項目はリスト中で赤くマークされています。エラーの詳細は、その項目を選択すると表示されます。
The file was saved safely and compiled into the MO format, but it will probably not work correctly.

(このファイルは安全に保存され、MOファイルに変換されました。しかし正常に動作しない可能性があります。)という感じ。

ja-mo-6-error
warning: header field ‘Language-Team’ still has the initial default value.(注意:ヘッダーの’翻訳チーム’がデフォルトの値のままです。)

このエラーが出た場合、リスト中でどこも赤くなっていないはずなので、ヘッダーを修正しなくてはならない。

「カタログ」→「設定」
ja-mo-7-error
ここの翻訳チームの部分を適当に修正する。何でもいい。

 

.moファイルをFTPでアップロードし、Wordpressの画面を見てみる

 

アップロード場所は、
ja-mo-10
potファイルが入っていた場所と同じ。
wp-content/plugins/s2member/includes/translations

自動で保存すると、ファイル名がja_JP.po、ja_JP.moになるがpotファイルの名前が、s2member.potの場合は、s2member-ja.poにしておくこと。でないと、Wordpressの翻訳には反映されない。

ja-mo-8ja-mo-9
こんな感じで文章や言葉を変更することができる。

ZenCartで通貨表示を¥から円やJPYに切り替える方法

Zen Cartの通貨表示に問題あり!

Zen Cart はデフォルトでは、¥になってるが、コレを半角でかくと「バックスラッシュ」になってしまう場合がある。
ローカライズ – 通貨設定 – のところで、右側シンボルを「円(税込)」とすることで、この¥の問題は解決できる。
「円(税込)」と日本語で入れるのだが、実はそうすると英語表示をした時にも 円(税別)とでてしまい、わけが分からなくなる。
 
しかしじゃあ英語の時には通過はドルにしようとすると、、為替レートの管理、送料の管理がかなり大変になってしまう。
 
例えば、送料を500円としていると、ドルに変換されると500ドルというとんでもない数値になる。なんともマヌケ。

 

最近ではクレジットカードやPaypalを使えば、円決済でも勝手にレート換算されるので、もう世界中を日本円で取引してしまうほうが、断然いいわけだ。

 

英語表示用の新しい通貨を追加する

管理画面の、ローカライズ – 通貨設定 – のところで、新しい通貨を追加。
JPYは既にあるはずなので、YENなどで作っておく(海外用の円)。設定値は1.0000000のままで。
 
右側シンボルを「JPY (inc.VIT)」など、外国向けの表記にしておく。
 

英語表示の円をJPYにしよう

includes/languages/english.phpの42行目。

// if USE_DEFAULT_LANGUAGE_CURRENCY is true, use the following currency, instead of the applications default currency (used when changing language)
define(‘LANGUAGE_CURRENCY’, ‘YEN’);
↑ CURRENCYをUSDからYENに。
 
これで通貨は円のまま、表記だけ英語にすることができる!