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WordPressでデータベース接続確立エラーになり、Not enough memory for blob データベースの修復(Repair)もできない時の対処法

データベースエラーになった時の状況確認

データベース接続確率エラーとWordpressで表示される時の状況確認。

・インストール後やサーバー移転後ずっとエラーなのか、ある時急にエラーになったのか
→ 最初からの場合は、データベース名、ホスト名、ユーザー名、パスワード、プリフィックスなど何かしらが間違えている可能性が高い。
まずはwp-config.phpの中のデータベースの設定などを確認。

ある時を境に、急にエラーになった場合は下記確認。

・サーバー側のエラーなのか、データベースのテーブルが壊れているのか
→ サーバーがダウンしている、メンテナンス中などの場合もこのエラーが表示される場合がある。緊急でないなら数時間~1日待ってみる。
国内サーバーなら、ホスティング会社のWebサイトなどに障害状況が掲載される場合が多いのでチェック。
海外サーバーなら、カスタマーサポートにメールかチャットで連絡してみる。

データベースの異常を確認するには、phpMyAdminにログインして、テーブルが「in use」になっているかどうかを確認すれば、データベースが壊れているかはすぐに分かる。

 

phpMyAdminを使いたくない(使い方が分からない)人は?

蛇足だが、phpMyAdminを使いたくない人は、

wp-config.phpのどこかに

define( 'WP_ALLOW_REPAIR', true );

と記述してから

ブログURL/wp-admin/ にアクセスしてみてWordPressからDBの修復を試みる事ができる。

これで修復できればいいが、できない場合は下記へ。
 

phpMyAdminからのデータベース修復

サーバーの管理画面などからphpMyAdminへログイン。

該当のデータベースを開くと

テーブルで「in use」となっているものがあり、「in use」は、破損を意味している。
今回は、wp_options が死んでいる。
あと他にも、wp_commentmeta もよく死ぬ。

壊れているテーブルの左のチェックボックスを選択してから上のメニューで「Repair table」を選ぶ。

日本語版だったら「テーブルの修復」かな?

上に緑で「Your SQL query has been executed successfully」って出たので、やった!成功だ!と思いきやエラーでした。

「Not enough memory for blob at 64384 (need 16862691..」

need xxxxx の部分の数字が途方もなく大きいので、これはもうまともな手法では直せないなと理解。

このエラーが出た時は 修復(repair)では直せない。

ちなみに、シェルアクセスでコマンドを打っても同じ、当然WordPressのdefine( ‘WP_ALLOW_REPAIR’, true );で、管理画面からリペアを試みても無理だ。
 

データベースのバックアップの復元、それが無いならサーバー管理会社にお願いしてリストア(ロールバック)してもらう。

自分で定期的なバックアップをとっていればそれをリストアしてもいい。

データベースのバックアップなんかしてねーって場合は、サーバーの運営会社(ホスティング会社)に連絡して最新のデータベースのバックアップへ復元してもらうしかない。

アドミンバーの右上の吹き出しっぽいJetpack wordpress.comからの通知(stats)を消す方法 WordPress BuddyPressカスタマイズメモ your stats are booming!とか getting lots of traffic

WordPress管理画面のアドミンバーの右上にでてくる all とか unreadとかの通知を非表示に

WordPressのSNSプラグイン、BuddyPressを導入すると不特定多数のメンバーが参加することになる。

jetpackのakismet(つまりwordpress.com の API キー)で、複数サイトで同じアカウントを使いまわしていると、この通知で

Your stats are booming! [他のサイトの名前] is getting lots of traffic.
とか
Someone commented on [他のサイトの名前]とか表示されて嫌な感じになる。

functions.php への記述で非表示に

//アドミンバーの右上の吹き出しっぽいwordpress.comからの通知を消す
if (!current_user_can('administrator')) {
function admin_bar_remove_item( $wp_admin_bar ) {
 $wp_admin_bar->remove_menu('notes');
}
add_action( 'admin_bar_menu', 'admin_bar_remove_item', 1000 );
}

“管理者”も非表示にする場合は、一番上と一番下の

if (!current_user_can('administrator')) {

}

を削除すればいい。

ビジュアルエディターにオリジナルのプルダウンメニューを追加する方法 WordPress BuddyPressカスタマイズメモ SANGOテンプレート

サンゴのテーマのビジュアルエディターで、スマホの「スタイル」のバグを修正する

WordPressのSNSプラグイン、BuddyPressを導入すると不特定多数のメンバーが参加することになる。

メンバーにストレスなく投稿してもらうために、SANGOのデフォルトで入っている「スタイル」は複雑な入れ子構造になっていて、しかもスマホではバグでまともに使えない。

というわけで、この文字修飾のSANGOの「スタイル」は基本使わずに、シンプルなオリジナル文字修飾の「よく使うスタイル」を追加したい。
 
こんな感じでね。

 

jsファイルへ記述して、メニューのテンプレートを作る

WordPressのビジュアルエディター(TinyMCE)のメニューにオリジナルのプルダウンメニューを追加するには、
jsファイルでプルダウンのテンプレートファイルを作り
テーマフォルダにアップロードして、
それを投稿画面で呼び出す必要がある。

js ファイルの中身に下記の内容を書く。ここでは仮に originalpulldown.jp とするが、好きな名前でいい。

今回は元々SANGOの「スタイル」で使われている などを使っているので、CSSファイルは変更・新たに記述はしない。

CSSから完全にオリジナルの文字修飾を入れる場合は、管理画面の「外観」→「CSS編集」などから修飾も追加する必要がある。

originalpulldown.jp の中身

(function() {
 // ビジュアルエディタにプルダウン追加
 tinymce.PluginManager.add('my_mce_button', function( editor, url ) {
  editor.addButton( 'my_mce_button', {
   text: 'よく使うスタイル',
   icon: false,
   type: 'menubutton',
   menu: [
    {
     text: '文字大きめ',
     onclick: function() {
      var selected_text = editor.selection.getContent();
      var return_text = '';
      return_text = '<span class="big">' + selected_text + '</span>';
      editor.insertContent(return_text);
     }
    },
    {
     text: 'ラベル(メインカラー)',
     onclick: function() {
      var selected_text = editor.selection.getContent();
      var return_text = '';
      return_text = '<span class="labeltext main-bc">' + selected_text + '</span>';
      editor.insertContent(return_text);
     }
    },
    {
     text: 'ラベル(アクセントカラー)',
     onclick: function() {
      var selected_text = editor.selection.getContent();
      var return_text = '';
      return_text = '<span class="labeltext accent-bc">' + selected_text + '</span>';
      editor.insertContent(return_text);
     }
    },
    {
     text: '見出し6:囲い枠',
     onclick: function() {
      var selected_text = editor.selection.getContent();
      var return_text = '';
      if(selected_text.length > 0){
       return_text = '<p class="hh hh6 main-c main-bdr">' + selected_text + '</p>';
      }else{
       return_text = '<p class="hh hh6 main-c main-bdr">見出し:囲い枠</p>';
      }
      editor.insertContent(return_text);
     }
    },
    {
     text: '見出し7:背景塗りと下線',
     onclick: function() {
      var selected_text = editor.selection.getContent();
      var return_text = '';
      if(selected_text.length > 0){
       return_text = '<p class="hh hh7 pastel-bc main-bdr">' + selected_text + '</p>';
      }else{
       return_text = '<p class="hh hh7 pastel-bc main-bdr">見出し:背景塗りと下線</p>';
      }
      editor.insertContent(return_text);
     }
    },
    {
     text: '見出し8:オレンジ見出し',
     onclick: function() {
      var selected_text = editor.selection.getContent();
      var return_text = '';
      if(selected_text.length > 0){
       return_text = '<p class="hh hh8">' + selected_text + '</p>';
      }else{
       return_text = '<p class="hh hh8">見出し8:オレンジ見出し</p>';
      }
      editor.insertContent(return_text);
     }
    },
    {
     text: '2.グレイの囲み線',
     onclick: function() {
      var selected_text = editor.selection.getContent();
      var return_text = '';
      if(selected_text.length > 0){
       return_text = '<div class="sng-box box2">' + selected_text + '</div>';
      }else{
       return_text = '<div class="sng-box box2">グレイの囲み線</div>';
      }
      editor.insertContent(return_text);
     }
    },
   ]
  });
 });
})();

 

originalpulldown.jp をアップロードする場所

wp-content/themes/sango-theme-child/originaljs/
(テーマフォルダは、上記ではsango-theme-childとなっているが、テーマによっては twentynineteen とかそういう名前。)

WordPressのテーマフォルダの中(子テーマがあるなら子テーマフォルダの中)に、originaljs というフォルダを作る。

このフォルダ名も別に何でもいい。

その中に originalpulldown.jp をアップロードする。

 

functions.php に記述して、投稿画面で originalpulldown.jp を呼び出す

// よく使うスタイルプラグインを読み込む
function my_add_tinymce_plugin( $plugin_array ) {
 $plugin_array['my_mce_button'] = get_stylesheet_directory_uri() .'/originaljs/originalpulldown.jp';
 return $plugin_array;
}

これで、my_mce_button として、originalpulldown.jp を読み込んでいる。

ちなみに、jsファイルを子テーマフォルダにupした想定なので get_stylesheet_directory_uri() だが、
親テーマフォルダの中だと get_template_directory_uri() になる。

// リッチテキストエディタに my_mce_button「よく使うスタイル」を追加
function my_register_mce_button( $buttons ) {
 unset($buttons);
 $buttons = array( 'formatselect', 'my_mce_button', 'undo', 'redo', 'styleselect', 'bold', 'italic', 'strikethrough', 'bullist', 'numlist', 'blockquote', 'alignleft', 'aligncenter', 'alignright', 'link', 'wp_more', 'wp_adv', 'fullscreen');
 return $buttons;


これで、こんな感じのメニューになる。

formatselect は「段落」
my_mce_button は「よく使うスタイル」(オリジナルで追加したもの)
undo は「取り消し(Ctl+Z)」
redo は「やり直し(Ctl+Y)」
styleselect は「スタイル」(SANGOで標準に追加されるもの)
bold は「太字(Ctl+B)」
italic は「イタリック(Ctl+I)」
strikethrough は「打ち消し(Shift+Alt+D)」
bullist は「番号無しリスト(Shift+Alt+U)」
numlist は「番号付きリスト(Shift+Alt+O)」
blockquote は「引用(Shift+Alt+Q)」
alignleft は「左寄せ(Shift+Alt+L)」
aligncenter は「中央揃え(Shift+Alt+C)」
alignright は「右寄せ(Shift+Alt+R)」
link は「リンクの挿入/編集(Ctl+K)」
wp_more は「続きを読むタグを挿入(Shift+Alt+T)」
wp_adv は「ツールバー切替(Shift+Alt+Z)」
fullscreen は「フルスクリーン」

この他にもたくさんのメニューがあるが、公式データを参照してほしいものを追加、不要なモノは削除してほしい。

スマホ版のメニューとPCのメニューを別にしたい場合は

if ( wp_is_mobile() ) { //スマホ版のメニューここから

function my_register_mce_button( $buttons ) {
 unset($buttons);
 $buttons = array( 'formatselect', 'my_mce_button', 'undo', 'redo');
 return $buttons;

}

if ( !wp_is_mobile() ) { //PC版のメニューここから

function my_register_mce_button( $buttons ) {
 unset($buttons);
 $buttons = array( 'formatselect', 'my_mce_button', 'undo', 'redo', 'styleselect', 'bold', 'italic', 'strikethrough', 'bullist', 'numlist', 'blockquote', 'alignleft', 'aligncenter', 'alignright', 'link', 'wp_more', 'wp_adv', 'fullscreen');
 return $buttons;

}

こんな感じで、それぞれ書けばOK。