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ベルギー&オランダ旅行

8/29
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ブライトンからロンドンへ電車で行って、ロンドン・ヴィクトリアからコーチ(長距離バス)でベルギーへ行ってきた。

コーチの中でロシア人のおっさんが赤ワインを飲みまくってて、いきなり喧嘩をして、喧嘩から逃れて俺の横に座った。むちゃ臭い。最悪。くらいまくった。「まあええ。寝る」と思ったら、話しかけられまくった。
「俺はアキヒロ・クロサワを知っている。世界最高の映画監督や。」
とか言うて、黒澤明の事を言うているのだろう。アキヒロって誰やねん。俺のお姉ちゃんの旦那の名前やんけ。金菱アキヒロ。
何回も「黙って」って言うても、キチガイのご他聞に漏れず人の話を聞く気配がない。
Russian_iku.pngビシッとロシア語で「だまらっしゃい!」と言いたいとこやねんけど、残念ながら俺の唯一知ってるロシア語は、これ。
「ヤー カンチャイヨ ヤー カンチャイヨ!」
英語に直訳すると「I am finishing」。日本語で言うところの「イク イクッ!」
これでは火に油注ぐどころか、トリニトロトルエンに硝酸銀水溶液を流し込むようなものである。
暫し我慢の旅路が続いた。

途中でトイレ行った隙を見て、黒人のねーちゃんの隣に逃げた。
IMGP1280.jpgドーバー海峡のユーロ・トンネル。バスごと電車に乗り込む。でかい電車。
貧しい人なのか、入国審査が緩いのか、イランとかアフリカ系の人が多くて、テンションが下がりまくる。いや、別に国民的にはなんでもええのよ。差別するつもりもない。
ただ、審査の時に、アラビア系の人だけ別室連れてかれたり、なんか俺まで怪しげな人の一員になってしまった気分になるやん。んでションテン・ミニマム。

IMGP1281.jpgその流れそのままに、バスで8時間後にベルギーはブリュッセルへ到着。
土砂降りでくらいまくって、雨具ないし、更にテンションがミニマイズされた。
後にも先にも、自分の写真はこの腐りまくった土砂降りの時の写真1枚のみである。くそ。
宿発見できず。2時間放浪。
IMGP1283.jpgお金をあんまり持ってなかった。
ポンドはそれなりに持ってたけどな。ユーロがない。
友達の愛ちゃんからもらった、1.32ユーロだけ握り締めて上陸したもんだから。んでエヴィアン50セントで購入して、余ったお金が82セント。
貧しすぎる。ATM発見できず。失意のまま眠りに堕ちた。
1日目終了。
8/30
IMGP1287.jpgIMGP1290.jpg朝起きたら晴れとった。
前日くらいまくってたのの反動で、ハイになる。
とりあえずホステルのビュッフェの朝ごはんを食いまくり、文化人としての立ち位置を再確認した。元気な朝はケロッグ・コーンフレークから。ケロッグ嘘ついてなかった。ありがとうアメリカ。
聖ミッシェル大聖堂(Cathedral St.Michel)略して「セミ堂」。
グラン・プラス(Grand Place)略して「プス」。
王宮、王立美術館から、ブリュッセル市内の眺め。
グラン・プラスの矢印してるレストランは後でまた登場する。
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ブリュッセル市内を徘徊。
ちなみにスーツに革靴である。仕事の商談があったので。
それが、5時からやから、それまで観光な。
と思ったら、月曜は美術館が閉まりまくってた。バカナエ病。やる事めになる。
アンティーク市場が近くにあるっぽかったから、アンティーク → 古い → 薄汚い。ってことで、町の薄汚い所を目指して歩いた。詳細地図ないから適当に行くしかなかったんやって。
てつはう を持ってるオッサンが目印。が、結局アンティークはアンティークと言う名のガラクタやった。くそ。チンダル現象。
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マイナー路線を諦めて、メインの観光地に切り替える。
「失禁ボーイ」、ビール博物館(Brewers’House)で飲んだ「黒修道院ビール」。
ブラック・アビー・ビールはその名の通り、修道院で醸造(?)してるらしいで。

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ルービー飲んだから、おしっこしにトイレいって悲しみが胸を貫いた。センチメンタリストになった。
だって、小便器高すぎやねんもん。
おしっこしたかっただけやのに、うんこトイレに入って用をたした。悲し・足短し・尿長し。
IMGP1301.jpgIMGP1300.jpg1番楽しみにしてたチョコレート博物館が、リーマンショックの影響で潰れてた。
そう言えば、8時のクローズアップ現代でも、リーマンショックでGMとJALとチョコ博物館が破綻したとか言うてた気もする。
チョコれなかった腹いせに、放尿プレイ中の娘を接写した。東京都の条例によると、俺は有罪らしい。世知辛い世の中だ。
IMGP1302.jpgこの楽器関係の会社と商談をまとめる為にベルギー行ってんホンマは。
観光客ちゃうねんで?凄いやろ。商社マン。
泊まった宿は全てドミトリーのユースホステルなんだが…

ジェネラルマネージャーのおじいちゃんと、セールスマネージャーのロレンツォさんが、接待してくれた。
ロレンツォ待ち合わせの5時から1時間遅刻しやがったけどな。
まずカフェ行って、その後、さっき書いた、グラン・プラスの矢印のレストラン。えらいこっちゃ。
ビール飲みまくった。ご飯もいっぱい食べさせてもらった。
俺 – ロレンツォ 英語。 ロレンツォ – おじいちゃん オランダ語。 おじいちゃん – ウエイター フランス語。 みたいな、なんかえらい事になる。
おじいちゃん英語あんま喋れんねんもん。
曰く「My English is very small」
かわいいおじいちゃん。でも、ブリュッセル・ビジネス・サークルの会長やし、会社2個持ってるし偉い人っぽかった。
道歩いてるだけで、街行くと、その辺の店のオーナーとかが「やー最近どう?またお願いしますね」みたいな感じで握手していきはるねん。
まあ商談自体はまだ分からん。成功だったといいたいが、日本に入れてからどうなるかってのがまだ全然分からんからね。。
でも凄い楽しかった。
その後、「今日中にアントワープまで行かなあかん。ホテルをとっている」って言うたら、ロレンツォが車で送ってくれた。良い。
車中でもちょこちょこ喋って。50分ぐらいでアントワープ着いた。
今から思えば飲酒運転やんけ…
8/31
ロレンツォには、ユースホステルのドミトリーに泊まってるとはとても言えず、アントワープのノートルダム大聖堂(Onze Lieve Vrowue Kathedraal)前のグルン広場(Groenplaats)で降ろしてもらった。中心地。ヒルトンホテルの近所。
近所なだけで値段は10倍違う。
朝ごはんある。とか24時間レセプションとか書いてるけど全部嘘な。レセプションはともかく、朝ごはんなかったのは悲しかった。まあええ。
IMGP1303.jpgIMGP1304.jpgアントワープをうろうろする。
まず何よりも先に、印刷できる環境が必要やった。プリントアウトできるとこ知らん?って色々な人に聞いて探す。
IMGP1306.jpgインフォメーションで聞いて教えてもらった「HOGE School」 ホゲって…。すごいよマサルさんを思い出した。
結局ホゲでは印刷できず。ホゲだけにな。
ホゲの学芸員さん的な人に聞いたら、あっちのコピーコピーて店行けと。ネット喫茶的なんを発見して、EURO Linesっていうヨーロッパ国際バスのチケットを印刷した。コレで安心。オランダいける。
前日にネットで予約したから、なんとか印刷したかってん。
IMGP1307.jpgパトラッシュがむっちゃ疲れた教会。さっきのノートルダム大聖堂に戻る。ネロもむっちゃ疲れた教会。
ネロが最後に見たルーベンスの四大傑作、「キリスト磔刑図」「キリストか降架」「キリスト復活」「聖母被昇天」
を見たりした。
正直どーでもええと思った。
俺ルーベンスあんま好きちゃうわ。おかしい。ネロ眼悪かったんやな。メガネかけとけ。
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ルーベンス・ハウス(Rubemshuis)行った。こっちもそんなによいとは思わんかった。でも入場料1ユーロで安かった。
そのまま歩いてると、飛び降り選手権みたいなんやってた。しばらく見てたけど意味分からんかった。微妙に低いし、なんか技きめるでもなく、普通に手すりに捕まって落ちるだけな。
趣旨が分からんが、観客に野次られてたとこみると、多分飛び降りてる人は腰抜けやったんやろうな。

IMGP1312.jpgアントワープ市立公園散歩してから駅向かった。うさぎいっぱいおった。

ユーロラインのバス停がどこか分からんくて迷いまくった。駅のインフォメーションで聞いても知らんって言われるし。
「あっちにバス停あるから、多分その辺ちゃう?国際バスの発着は知らんけど多分な」
って曖昧な情報を頼りに、なんとか発見した。耐えた。
んなら肝心のバスは1時間遅れ。くそ。
日本人っぽい人に話しかけたら、アムス在住の中国人やった。
そのまま、5時発(6時に遅れたが)のユーロラインでオランダのデン・ハーグ(Den Haag)へ。にくおるとこ。
IMGP1313.jpgIMGP1314.jpg駅前で、にくの友達のオランダ人の2名がピックアップしてくれた。きている。シトロエンやった。
ハーグの近所のビーチリゾート「スケベニンゲン」のさきっぽのレストランへ。高級っぽい。ヤバイ。にくも立派やし、オランダ人の友達も立派やし、俺だけくそ。

にくの後輩が後から合流。立派。俺だけくそ。
IMGP1316.jpgにくと写真撮った。多分6年ぶりぐらいやと思うけど、あんまり変わってなかった。相変わらず、お嬢+オバちゃん+標準語+変な大阪弁の、にくっぷりやった。
「あの人たちほんと無礼だよね!」って、にく ってあだ名をつけた人たちの事を思い出してた。
9/1
IMGP1317.jpgIMGP1327.jpgIMGP1322.jpg次の日、トラム(路面電車)乗ってハーグから40分ぐらいのデルフト(Delft)ってとこ行った。
フェルメールが愛した土地。
旧教会、新教会(Oude Kerk、Nieuwe Kerk)に行った。
旧教会にはヨハネス・フェルメール(Johannes Vermeer)の墓がある。
フェルメールて英語発音やったら、ヴァーメーアて言うねんて。
訳分からんわ。人の名前ぐらいちゃんと発音せえイギリス人。できんでもできるだけ努力しろ。
新教会にはオランダのWilliam王家の歴代の墓がある。イギリスで言うウエストミンスター大聖堂みたいな感じか?
国際法の父グロチウスの銅像があった。
IMGP1331.jpgIMGP1336.jpgデルフトの街中うろうろしたあと、ハーグに戻って、マウリッツハイス美術館(Royal Picture Gallery Mauritshuis)でフェルメールの絵を2個見た。
有名な「青いターバンの少女」を見れたのは良かった。
こじんまりとした美術館ながら、入場料が€15もした。高い。がまあええ。
泊まった宿も一泊15ユーロのくそドミトリーやのに。

その後、電車でアムステルダムまで行った。ハーグからアムスは35分ぐらい。10.5ユーロ。アムス初日は飯食って寝て終了。都会嫌い。
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アムス売春宿、飾り窓地帯(Red light district)。教会の真横に飛田新地がある感じ。凄いとこやと思ったが、飛田新地もまあ凄いな。コンセプトは一緒。小部屋の前に水着の女性がおって、ウロウロする買春オヤジを誘惑。
女の観光客も、家族連れの観光客もいっぱいおったが、客としてうろついてるのはアラビア系の人ばっかり。自国では厳しいから海外でパツキン爆乳ギャルを買いまくってるのだろうか。
都会嫌い。テンションミニマムになる。
そう言えば、その前に、朝起きたら宿のトイレに薬置いてあって、朝からテンションミニマムなってた。
売春街を抜け出して、中心街を抜けて、国立美術館(RIJKSMuseum Amsterdam)、ゴッホ美術館(Van Gogh Museum)を目指す。
アムステルダムはこじんまりとした町やから、徒歩で端から端まで行った。50分ぐらいかな。
国立美術館ではフェルメールの3作見た。「牛乳を注ぐ女」とか。
レンブラントの「夜警」も見た。
レンブラントは素晴らしい。フェルメールも良い。大作がないのが残念やが。
ゴッホ美術館はゴッホを見まくった。「ひまわり」とかな。多分300枚ぐらい見た。歌川広重(漢字あってる?)の絵を真似た、着物の女のやつとか。
ゴッホは別にって感じやった。パワフルな絵もあるねんけどな。まあ5枚ぐらいか。これええなって思ったのは。
ドラマ撮影?
昼ごはん食べてたら、そのカフェで偶然(多分)ドラマの撮影してた。俺は勿論知らんけどな。
IMGP1348.jpgIMGP1351.jpgRIJKS美術館から歩いてゆっくりアムステルダム中央駅を目指した。
アンティークショップでアンティーク地球儀があって興奮した。地球儀ほしい。買いまくりたい。でも€235とかはさすがに出されへんわ。貧乏やからな。
IMGP1356.jpgアムスのダム広場で座って休憩してたらシータが来た。
さすがアムステルダムやな。国際都市。
21時40分アムステルダム・スキポール空港発のeasyjetでロンドンGatwick空港まで。45分。23ユーロ。安い。
easyjet凄い。見習うべき所がいっぱいある。JALとかそら潰れるわ。人間誰も45分のフライトに特別なサービスなんか期待してない。期待してないどころか邪魔ッ気ですらある。
短距離便のちっさい飛行機に、スッチー(嘲笑と侮蔑の意味を込めてあえてこう呼ぶが、別にジェンダーとかどうこうって意図はない。スッチーに対してじゃなく、旧体制とか古い固執に対する嘲笑と侮蔑)を馬鹿みたいに4人も5人も乗せて、1,2時間のフライトに対してええサービス提供されても、「そんなんどーでもええから、そいつ等どっかやって値段安くせえ」って思うもんな。
しょーもないプロ意識とか安っぽいプライドなんか捨ててしまえ。お前等の存在価値はそんなところにはない。速い移動手段以上の何物でもない。このご時勢、フライトなんか交通機関に徹すればええ。
電車で堺から梅田に行く1時間にサービスなんか必要ないように、関空からソウルまでの1時間にサービスなんかいらない。
無料ドリンクなんかより、人が望むのは迅速な人の乗り降り、チェックインの簡易化、荷物積み込みとか含めた待ち時間の短縮。それに尽きるんではないやろうか。
まあそれはそれとして、別の一面も。
なんでもインスタントな時代やなーと思った。
極論言うたら、イギリスのロンドンじゃない街で、朝ムラムラして、空港行ってeasyjetでアムスまで飛んで、売春宿で3,40ユーロでセックスして日帰りみたいなんも可能。合計100ユーロぐらいでいけるんちゃうか?
便利である事は間違いないけど、人が心を失うのも当然かと。
だからこそ未だに古いものとか芸術みたいな「効率」とはかけ離れた物にも人は惹きつけられるんやろうか。
今回の旅行で学んだ事は、「イギリスはセンスが悪い」って事やな。
俺の推測によると、フランスとずっと仲悪いのが原因か。
オランダ、ベルギーの規模の小さい美術館回って思った。イギリスは”博物館”は凄いが、”美術館”はしょぼい。
大英帝国時代に奪いまくった、ギリシャの神殿まるまま大英博物館に飾ってたり、ペルシャの神殿の門ぱちってたり、ロゼッタ石とか、ミイラとか。あれは凄いと思うよ。博物館は。ただ、美術館は規模のでかさに比べて質が…
そんな感じの旅やった。