エジプトのカイロにはいたるところにラクダのツーリストポリスがいる。少し風が吹けば砂が舞い上がる砂漠においては車はすぐダメになるので、ラクダが必須。
ポリスといいつつ、「道はあっちだ」、「ここで写真を撮ったらどうだ?」などの余計なお世話を焼いてはチップをせびってくる、乞食とあんまり違いないうっとおしい存在でもある。
展示物よりも凄いんじゃないかと思える天井
人が本気を出すと素晴らしい物を生み出すことができる。
ルネッサンス期以前の人たちは、文字通り人生をかけて作品を作る事もしばしば。下手な作品を作って社会から抹殺されるなど当たり前、命を奪われることすらあった。
コストとリザルトを度外視した、細部まで一切の手抜きなく、納得のいくまで時間をかけてつくった過去の作品を真正面から凌駕する作品が現代に生まれ得ないと言われる理由も理解できる。
色々な部分がかけ落ちた悲しい状態のハトシェプスト女王
ご存知の通り、イギリスには山ほどエジプトの遺産がある。イギリスの”世界統治”が最も強固だったころ、世界中の至宝はイギリスに集まっていた。
そんな中持ってこられたのがこのハトシェプスト女王の像だが、扱いがぞんざいだったこともあり、ボロボロになってしまったものも多かったらしい…