エジプトは男尊女卑…ではない?ツタンカーメン像

有名なツタンカーメン王の石像、横にいるのはは妻のアンケセナーメン。
ツタンカーメンは決してエジプトの歴史の中で有力(有名)な王ではなかったが、それでも特殊であったと言われるゆえんの1つがこの像。
妻のアンケセナーメンの右手が、ツタンカーメン王の背中に回っている。これは慈愛を表すポーズである。この像以外にもツタンカーメンの墓から出土した副葬品に同様の、妻と仲がいい様子が描かれている。
そのどれにも現在のイスラム教の男尊女卑の関係とは微妙に違った、お互いの愛の形が見て取れる。イスラム教が悪いとは言わないが、イスラム以前の古代エジプトは意外と男尊女卑ではなかったのかもしれない。

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