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東京マルイのL96 AWS でエアコキのボトルを引いた後、トリガーが引けなくなる不具合の対処法【10分で簡単に可】

マルイのL96AWSのよくある不具合、給弾後トリガーが引けなくなる不具合の解消法

マルイのL96はロマンあふれるスナイパーライフル。エアーコッキングボトルアクションで、デカい、重い、サバゲーのゲームでの使い勝手はあまり良くないが、根強い人気のライフル。

しかし、L96はエアコキで給弾後に、トリガーが固まって引けなくなる不具合がよくおこる。

これはボトルアクションの際にセーフティーに干渉してしまうのが原因。

この不具合は、ドライバー1本で簡単に調整できるので、自分で調整しておきたいところ。
 

この辺の簡易ドライバーセットでOK

L96のスコープやバイポッドは外しておこう。マガジンも外す。

分解前にホップアップはゼロにする。 HOPの矢印と逆方向に回るだけ回す(多くて2周ぐらい)。

セーフティーもオフにする(セーフティーを外した撃てる状態)。

外すネジは、全部で3箇所(全て同じサイズのドライバーでOK)。この写真に写ってる2箇所と、あともう1個。
グリップに近いところは、穴から奥まで突っ込んでネジを回す。
ちなみにこの部分のネジは外に出てこず、中に残る。

ここのネジも外す。

バレルも含めて持ち上げると、台座の部分からゴソっと外れる。

トリガーも一緒についてくる。

このバネのところの銀色のパーツがセーフティーとつながっている。
この状態でセーフティーを動かすと、少しだけ下がってトリガーが引けなくなる。
ボトルアクションの際に、このセーフティーに干渉して下に下がる事が原因で、給弾後に引き金が引けなく、トリガーが固まる原因になっている。

トリガーがついている部分を外すために、ネジを2箇所外す。同じサイズのドライバーで大丈夫。

ネジを外してトリガー部分を持ち上げると、簡単に外れる。

セーフティーのこの矢印の先の部分左側が、ボトルアクションに干渉する場所。

金属ヤスリや、硬くて密な金だわし、サンドペーパーなどを使って、写真のように削る。
ほんの少しだけ角をとるぐらいの削り方で十分。
右肩は元々削られているので、反対側の角を全体的に丸めるイメージ。
金属ヤスリなら10削りぐらいでいい。金だわしやサンドペーパーなら50回ぐらい?

金属ヤスリならこの辺が使いやすい。

ほとんど出ないが、一応、潤滑油をつけたティッシュペーパーで金属の粉をふき取っておく。
でもあまり油でボトボトにしない方がいいと思う(将来の固着につながる可能性があるから)。

潤滑油はこの辺が使いやすい。安心安定のKURE556。

その後、バレルとトリガー部分のネジを締めて、装着しなおす。
※この時、矢印部分の銀色のパーツが引っ込まずに、出っ張ったままになる場合は、ネジを締めて装着後に一度ボトルアクションを行い、空撃ちすると引っ込む。

上記の、矢印部分の銀色のパーツが飛び出したまま、台座につけようとすると、↓みたいな状態になってボトルが戻らなくなるので、空撃ちして、ボトルを戻してから装着すること。

これでスムーズにトリガーが引けるようになる。

まだ引っ掛かる場合は、削る量を増やして再調整。

あのセーフティーに干渉するパーツ自体は、もっと短く切断してしまっても動作には問題ないらしいので、根気があるなら結構削ってしまっても大丈夫だと思う。

でもそんな工具ない人もいると思うので。とりあえずはこんな感じで対応するのがお勧め。