今回は小学校中学年(3・4年生)向けのリーディングスキル例題です。
問題集として使えるように、例題を1問用意しました。答えと解説は問題の下にあります。まずは解説を見ずに、お子さん自身に文章を読んで答えてもらってください。

リーディングスキルとは
リーディングスキルとは、教科書や新聞などの文章を正しく読み取る力のことです。係り受け・照応・同義文判定・推論などの観点から、書いてある内容を正確に理解できているかを確かめます。
【小学3・4年生向け】リーディングスキル例題「推論」
「推論」は、文章に書いてあることを手がかりにして、直接は書かれていないことを考える力です。
例題
次の文章を読んで、質問に答えましょう。
ひろしくんの家では、犬を1ぴきと、ねこを2ひきかっています。となりに住んでいるゆいさんの家では、ひろしくんの家の犬と同じ数だけねこをかっていますが、犬はかっていません。
質問:ゆいさんの家でかっている動物は、ぜんぶで何びきでしょう?
① 0ぴき ② 1ぴき ③ 2ひき ④ 3びき
――――
例題の答えと解説
答え
② 1ぴき
解説
ゆいさんの家のねこは「ひろしくんの家の犬と同じ数」です。ひろしくんの家の犬は1ぴきなので、ゆいさんの家のねこも1ぴきです。そして、ゆいさんの家では犬はかっていません。だから、ぜんぶで1ぴきになります。
まちがえやすいのは、次の2つです。
- ③ 2ひきを選んだ場合:「ねこ」という言葉につられて、ひろしくんの家のねこの数(2ひき)と同じだと読んでしまっています。
- ④ 3びきを選んだ場合:ひろしくんの家の動物をぜんぶ足してしまっています。質問は「ゆいさんの家」の動物です。
「何と同じ数なのか」「だれの家の話なのか」を、一つずつたしかめながら読むのがポイントです。
おうちの方へ
まちがえた場合も、すぐに答えを教えずに「ゆいさんの家のねこは、何と同じ数って書いてある?」と、文章のどこを読めばよいかだけ声をかけてみてください。自分で文章にもどって読み直す習慣が、リーディングスキルを伸ばす近道です。
小学生低学年向け・高学年向け・中学生向けの例題も公開しています。あわせて活用してください。
※リーディングスキル向上のための問題なので、実際の事実とは異なる場合があります。文章を読み、その内容を理解する目的に使用してください。
