5時起き。7時飯。
![]()
昨日手紙くれたベッドメイキングのロザンナにまたコンタクトを試みる。
1021円(日本円)とチョコ飴と1ユーロ。1000円はともかく、21円はどうすんねやろ?
夜を楽しみにする。
![]()
アトーチャ駅からアルカサル・デ・サン・フアンとかいう長い名前の田舎まで行く。
ラ・マンチャ地方ではサフランの収穫祭があって。すごいお祭りやねん。カンポ・デ・クリプターナ(Campo de Criptana)目指す。
9.6ユーロ(1500円)。9時発で10時半着。
![]()
駅前にタクシーおったから乗せてもらう。
英語できなさすぎ。ONEとかTWOすら分からん。Morino⇔Arcazar 12。みたいな感じで絵と図を駆使して筆談。Morinoてのが風車て意味らしい。
4時に迎えに来てもらう感じで話ついた。片道12ユーロ(1800円)。
せっかくついたのに、ロシヤがうんこもれる寸前とか言うから、しかたなく逆走してトイレ探し。ついでにロシヤがノーマニーやから銀行も探す。俺はカードあるからいけるんやけどな。
どうせひみやけどな。
教会とか服屋とか銀行でトイレ断られまくって、結局ホテルに潜入してうんこしてた。
小一時間かけてトイレを済ませた後、ようやく風車目指す。
![]()
![]()
着。
と同時に降雨。
くそ。
ところでさ、なんで降雨確率じゃなくて降水確率なん?水が降るとか言う人おらんで。って教えてあげや。気象庁くそやな。
雨がチンダル現象やったから、風車の中に入る。beet the door。て書いてる風車の扉を連打したら、おじいちゃん出てきた。
チケいるらしく、90円払って入る。別にどうって事もない風車小屋やったけど、おじいちゃん日本好きっぽかった。
その後、おじいちゃんが地球の歩き方に写真で載ってる事を発見したら、おじいちゃんテンションあがりまくって、手がぷるぷるしてた。
やる事めになる。雨やんだから散歩。この時点で12時前。タクのおっさん4時までこんからな。
ここらへんで、カンポ・デ・クリプターナではサフラン祭りと無縁である事に気付いた。ミス。コンスエグラ(Consuegra)と間違ってた。
んでやる事めになった。
![]()
![]()
激ひみ。
昼飯にタベルナ(大衆食堂)に入る。んでプレートとドリンク頼んだ。
こいつらも英語全くできへんねん。
味は普通。5ユーロ(750円)。
16:00までほんまにやる事め。
![]()
一大観光地にしたかったけどミスった。って感じやった。バブル崩壊と石垣島とのリゾート開発競争に敗れた宮古島に似ていると思った。
商店街っぽいのを作りたかったんやろうなって雰囲気のただの道。
風強すぎ
タイマーで写真撮ってたら、風が強すぎて…
キャメラが落下した。んで壊れた。
悲しい。
レンズを手で引っ張り出さないと写真撮れなくなった。手動。
![]()
肉の塊。
ドンキホーテ。
![]()
ホテル戻ったら、ロザンナからまた手紙があった。
ついでにおかしと水も置いてくれてた。
「旅行記」カテゴリーアーカイブ
スペ4日目 ピカソ、ゴヤ、ボッティチェリ
ちょっとゆっくりめに8時起床。8時半飯。今日は遠出はやめて美術館巡りにした。スペイン如き無学な国に素晴らしい美術があるとは到底思えないが、大御所はやっぱりパブロ・ピカソ。後は全部小物やな。
エル・グレコはスペインに住んでたけどギリシャ人やし。
先言うとくけど美術館内写真撮影禁止やからほとんど写真ないで。
美術館の近くに駅無いからテク。多分まっすぐいけば15分ぐらいの距離。
ちょっと迷って30分後着。
フォルクスワーゲンの方位磁石が大活躍した。やっぱり航海に羅針盤が必須やな。発明した中国人えろい。
ついた。JTBのバスがおった。
チケ購入して、4つある入り口のうち一番小さい裏口から入る。別に他意はない。偶然一番マイナーな入り口から入ってもうただけ。
絵画の写真はアカンの知ってたけど、別に通路とかはいいと思ったから写真とったら学芸員にこっぴどく怒られた。
烈火のごとく怒られたから、必殺「言葉全く分からない振り」をしてやり過ごした。
だから写真これ1枚しかない。
んで見たのやけど、有名どころやと、ピカソ、ゴヤ、ボッティチェリ、ベラスケス、ルーベンス。
ピカソ普通。ボッティチェリくそ。ルーベンス普通。
良かったのがベラスケスとゴヤ。エル・グレコもまあ良かった。
これ。ベラスケスのラス・メニーナス(女官たち)。
これ2番目に良かった。
5つの平面状に人物を配置し(鏡の中の写りこみ(皇女マルガリータの両親)の面も入れると6)平面ごとに光の使い方、色のぼかし方を変えて視線をマルガリータ周辺に集めてる(と思う)。あと保線を辿ればマルガリータの頬のラインにあたる(はず)。
あと本の知識では、作品左端に自分自身を登場させる事で芸術の崇高性を現してるらしい。
エル・グレコの羊飼いの礼拝。
エル・グレコは画像よりも実際に見た方が遙かにいいと思った。
まあ宗教画やから分かりやすい。光に包まれたイエスを中心に、外側の闇を使って際立たせてる感じ。この独特の表現力がエル・グレコの世界をよく現してると思う。
あと、人間を縦に引き伸ばす独特の表現がよく見て取れる。
ゴヤ。こいつやばい。
裸のマハ。見たのは着衣のマハやけどな。まあこれはゴヤの表面。
![]()
![]()
![]()
んでプラドで1番良かったのが、ゴヤの「黒い絵」シリーズ。
このシリーズはゴヤの死後、部屋行ったら壁一面に描かれてたらしい。
載せたのは、1808年5月3日の銃殺、わが子を食うサトゥルヌス、棍棒で殴り合う2人の男。
5月3日。はナポレオンがスペイン人しばきまくった時の絵。左の市民の躍動感あふれる悲劇の様と、右の兵士の「無個性な多数」としての描写が見事やな。
わが子を食う…。は、子供に威光を奪われるとの妄想に取り付かれた神サトゥルヌスが自分の子供を次々を食い殺したって神話の絵。
ぶっちゃけこの神話知らんからなんとも言えんねんけど、迫力あった。情動で描いたんやろなって雰囲気伝わってきまくった。
ガイドブック的解説では、これが後の印象派とか、作者心理の表現の追求っていう芸術への切り口になったとか。
棍棒でどつきあう…。はMy favorite of Prado。プラドで1番良かった。美術館廻ってる途中4回も見にいった。
これは画像は全然駄目。実際に、しかも10mぐらいはなれて見た時、なんか電気きた。なんやろ?この絵に関して論理的に表現する術を未だに俺は持たない。
強引に表現すると「なんでお前俺の昨日見た悪夢知ってんの?」とか「それって俺誰にも言うた事ない、自分の1番認めたくない過去の過ちやん」みたいなそんな感覚。
例えば今俺が権力とかに屈しない、毅然とした人間やとするやろ?んなら大概、過去にヤンキーにカツアゲされて抗わずに従ってしまった弱い自分のコンプレックスみたいなんあるやん。反動の根底みたいな。虐待→大量殺人犯の「虐待の部分」みたいな。そのコンプレックス部分みたいなん。
別に俺はカツアゲされてないけど、例えばな。
うーん…全然分からん説明やな。
とまあゴヤを絶賛したところで、プラド全体の評価やけど、ルーブルを9とすると2と3の間ってとこかな。
質、量ともに大した事ない。まあ先進国の中では下から数えた方が早いスペインやししゃあないか。
ただ、入場料600円の価値は十分ある。日本の長居の腐れ恐竜博物館より安いからな。
なんか長くなってしまった。
![]()
昼飯。なんかコース。10ユーロ(1500円)。
写真タイトル「カマス」やけど、多分スズキ。キャロットスープとスズキのソテー。おいしかったで。意外とあっさりで。
あと看板娘のナンシー(イメージから命名)がテンション高くて良かった。
変な日本語教えたらすぐモノにしてた。できる娘やわ。
ソフィア王妃芸術センターへ。ゲルニカあるとこな。
ついたら、ギターでかいから駅前で預けて来いって命令される。
駅前のエルビス信者のおっさんの横で適当に歌う。皆足早に通り過ぎるだけ。日本人も2組通ったけど全無視。
ロッカー3ユーロで荷物つっこんで再び、ソフィア王妃へ。
![]()
着。
この美術館はうんちすぎた。けつ。しかも6ユーロ(900円)もする。
早く戦火で消失して欲しいと思った。
トイレの前の廊下の写真の一部だけ撮った。撮影禁止やからこれが限界。
まあゲルニカは良かったよ。
でもほんまゲルニカだけやな。ゲルニカのスケール(絵のでかさとか絵のスケールって意味じゃなくて、パリ万博の歴史、下絵、制作風景、草案全てを通しての作品としての奥行きって意味のスケール)でやられて初めてまあまあって思える。
あと全部くそ。くそくそすぎて、広末涼子の真似で「とってもとっても…くそすぎる」って心の中でずっと歌ってた。
2階と4階が絵画やねんけど、4階見るのとか3分かからんかったからな。
ヒエやアワを食う小作農でもあれよりマシなもん創るわ。俺が准将やったらあそこを重点的に爆撃する事を提案する。
秋葉原よりも先に絨緞爆撃する目標を得たり。
俺スペイン人じゃなくて良かった。
もう筆舌に耐えない限りの千の言葉と万の慣用句と億の枕詞を用いて、近代実験的芸術の糞さ具合を6mmに濃縮した弾丸を、44マグナムにこめて世界一のブスを撃ち殺したい。
さっき言うたゴヤ。あれが一応こういう芸術の火蓋を切ったらしいが、
俺の感想は「あ~…やってもうたな人類。そっち行ったか」って感じやった。
完璧にいけてない。レンガを食う中国のおじさん。と同じぐらい間違ってる。
そこで会った品のいい老夫婦も「なんじゃこれ。どう思います?ちょっと説明してくださいよ」って俺に言うぐらい糞って言うてた。
もちろん俺はそこで、独断と勘による解説を繰り広げて、老夫婦にとても感謝された。
スペイン行ったらソフィア王妃芸術センター4階を訪れる事をオススメする。ほんまに凄いくそっぷりやから。
なんやかんやでホテル帰ったら鍵開かへんかった。フロントで文句言うて、部屋はいったら、ベッドメイクのロザンナ(Rosanna)から置手紙が。
「!Gracias!」と。
邪魔な小銭いっぱいチップに置いといたのがそんなに嬉しかったのかと思った。
でもなんか嬉しかった。
お腹の調子が悪くて(野菜食べれなさすぎて便秘で)寝る事にしたら、ロシヤがソロで外に遊びに行って、50ユーロの買い物をしてた事を次の朝知った。
でもサービス悪かったらしい。
エスパーニャ3日目 セゴビア
ホテルで朝飯に食ったアップルパイはくそまず。
![]()
チャマルティン(Chamartin)駅でユーロファイター タイフーンを見て感動した。
仮想敵機であるSu-27やMiG-29に対抗する為、英、仏、西ドイツ、伊、スペで共同開発に踏み切ったはいいが、Su-27に対抗するにはあまりにコストがかかるとフランスが撤退を表明。業を煮やした英国ブリティッシュ・エアロスペース社が自己資金のみで強引に開発を進めるなどの紆余曲折を経て、完成したものはスホーイやミグに性能面で遙かに劣る、上昇率は300m/sをわずかに超える程度のもの。しかしながら、レーダー反射面積をSu-27の1/4以下に抑え、更にアフターバーナー無しでの超音速巡航飛行を可能にするなど、純粋性能の劣勢を補って余りある性質を誇る。またヘッドマウントディスプレイを採用し視線連動でのロックオンが可能など、ヒューマンインターフェースはロシア機の比ではない。故に熟練パイロットを養成する必要がなく、人事面ではロシアのそれに比べて格段に低コストを実現していると言える。そもそもステルス技術と航行性能は相容れない技術であり、航空力学的には「絶対に飛ばない」とさえ言える構造でも航行が可能なのは、かのフライバイワイヤシステムによるものであり、単純な性能比較よりも、操作の安易さに傾注すべきだ。
Wikiとか見たらロシア機の高性能っぷりと比較し、欧米機の戦闘能力の低さを揶揄しているが、性能≠戦力であり、USAのお家芸の大量生産、欧州お得意の操作性を加味すべきだ。と個人的には結構評価してる、あのユーロファイター。
まあ写真はただの輸送機っぽいけど。
電車賃9ユーロ。駅から10kmぐらいバス。0.82ユーロ(120円)。セゴビア着。
![]()
ローマ水道橋。これ紀元前1世紀に造られて、1884年まで実際に使ってたんやって。ローマえろすぎる。今でもこの上を水道管が通ってるから一応使ってるらしい。![]()
適当に街に入る。良い。![]()
![]()
![]()
カテドラる。16世紀半ばに着工して1770年ぐらい完成。
230年も造り続けた。キリスト教徒凄いな。乳母が抱っこしててミスって落として死んだ、エンリケ2世の子供の墓とか見た。
オルガン神父
中でオルガンの練習してる神父さん(?)がおった。電子メトロノーム使ってた。下手やった。言うても鍵盤2段あって足の鍵盤も駆使してたから、かなりむずいんやと思う。
アルカサる。良い。タイマーで写真撮ってたら、イギリス女性が撮ってくれた。1200年ぐらいから造り始めて18世紀ぐらいまで使われてた。
![]()
修学旅行中の軍人がいまくった。
あと、オシメ換えられてる幼子もおった。
遠くにラ・ベラ・クルス教会が見える。13世紀テンプル騎士団が建立した結構有名な教会。十二角形の構造が珍しい。場所がかなりハミっている。
![]()
中入る。入場4ユーロ(600円)やったかな。「I am a student」て言うて立命の学生証出したのに「ノーインターナショナル」って言われて学割拒否られ。![]()
軍人邪魔。玉座見えん。フェリペ2世が挙式した場所。
鎧良い。封建良い。
![]()
![]()
ちょっとひみやったから変な道下ってみた。多分裏手に出れる予感がした。
適当に散歩してると、ラ・ベラ・クルス教会発見。十二角形。まあ誰もおらんくて閉まっててんけどな。中のテンプル騎士団の石の机見たかった。
だいぶ下った。アルカサル見上げる感じ。逆光写真やけど。
ウォルト・ディズニーがこれ見てテンション上がりまくって白雪姫製作。![]()
よく分からん聖堂みたいなんあったから、入ろうとしたら、年老いた母子に「閉まっている」って言われてつまみ出される。
老母子はそのままどっか散歩行った。
![]()
適当に散歩。
まだアルカサルの遙か下方。戻れるのか戻れないのか不明。
戻れました。
ちょっと遅いランチ。セゴビア名物、ブタの丸焼きコチニーリョ・アサード(の切れ端)。ケンタッキーぽかった。1100円×2。ゴートチーズとハムのサンドウィッチ600円。赤ワイン300円。全部うまかった。
バス停探して街を彷徨う。
ポテチ食いまくってるおっさんがおった。後ろの家の「PL」ってなんやろ?
スーパー見っけてお土産のお菓子買いまくる。ウエハース0.44ユーロ(70円)とか。
![]()
おじいちゃんに道聞いたら、やっぱり英語全く駄目で、スペイン語と手話でなんとかバス停に着。
17時発マドリッド行き。
18時半マド着。
アトーチャで降りて、ソフィア王妃芸術センターでゲルニカ見ようと思ってたら、しくって、プリンシペ・ピオ(Principe Pio)駅でおりてもうた。ソフィア王妃行けず。
![]()
悲しかったから、晩ご飯は質素にトマトジュースとサンドイッチにした。